農林漁業をやってみよう

農林漁業をやってみようハローワークが農林漁業をやってみようという方を応援します! と銘打ってハローワークが農山漁村の求人情報や体験談などを集めたサイトを運営している。

農林漁業をやってみようサイト(既に無いようです。2011.03/09)

体験談などはなかなか読んでいて面白いのだが、いかんせん求人情報が少なすぎる。

農業(耕作)を全国で検索してもわずかに14件。漁業に至ってはわずかに4件だ。

厚労省、農水省あたりが誰々大臣の発言を受けてってな感じで始めたのだと思うが、もうちょいがんばるべ。

サイト自体はきれいで使いにくくもなく、割と金がかかってる感じもする。

ただ

生の現場とかけ離れてしまっているのかな? と感じるのである。

田舎には田舎にいないとわからない事情がたくさんある。

過去に私は札幌に住んでいて北海道の農水産品のネット販売をしていたことがある。当時はまだインターネットも出始めで、道産品のショッピングサイトなんてほとんど無かった頃なので、何でも出せば売れた。(今は、何を出しても売れない。トホホ)

で、あっちこっちの産地を訪ねて歩いたのだが、なかなか受け入れてもらえない。

もちろん、ネット販売って何なのよ? ってな時代だったこともあるが、それ以上に都会に対するバリアがびーんと張られているのだ。

「街から来たヤツがなんかわかんのか?」「スーツなんか着てきても圃場ば見られんべ」って。実は当時は礼儀だと思って私はネクタイを締めて行っていたのです。

10件回って1件話を聞いてもらえれば良い程度でした。

ところが、数年前、田舎に移住して、地域の人と同様の商売を始めました。

して、また生産地を回ったのですが、今度は9割以上が成約。

ちっちゃい軽自動車に乗って、作業着に長靴。方言丸出しで会話も弾みました。

さらに決め手となったのは「どこどこの田舎から来ました。もともと札幌出身だけど、田舎が良くて移住して、田舎ば元気にしたくて走って歩ってるんだ。」って言うと、何でも教えてくれました。妙な田舎仲間意識があるようです。

私の方も田舎に住んでみて初めて分かったことも多く、昔はそんなことも知らんで回ってたんだなぁ。そりゃ話も聞いてもらえなかったべと思うのです。

街から田舎は操作できません。田舎の中で自分が揺れて、地域を揺らして、初めて田舎は変わるのだと、私は田舎に教えてもらいました。

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