空き家バンクから市町村のホームページを考えてみた – 北海道179市町村の空き家バンクを調べてみて

先週から北海道179市町村の空き家バンクの設置状況を調べてました

なんせ179市町村もあるもんで、やたらと時間がかかりました

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画像は、しりべし空き家BANK

後志総合振興局では、景観を阻害する廃屋を増やさない取組の一つとして、空き家を有効活用する「しりべし空き家バンク」の運営をはじめました。

「空き家バンク」とは、自治体やNPO等が不動産物件の情報をホームページなどで提供する仕組みのことで、移住や二地域居住を促進する施策として導入している自治体が数多くあります。

「しりべし空き家バンク」では、建築、不動産の専門家の団体と市町村が連携して、売りたい、貸したい人と買いたい、借りたい人とのマッチングをサポートします。

後志総合振興局ホームページより引用

後志管内の市町村の多くは、それぞれの市町村で空き家バンクを持たずに、このしりべし空き家BANKを利用しているところが多いですね

 

さて、各市町村の空き家バンク設置の状況ですが

設置されている市町村は、57市町村

そうでないのは、122市町村

そうでないというのは、設置していないものや、自前の情報発信は無く、上のしりべし空き家バンクを使っているもの

そして、見つけづらすぎて(ひょっとしたら設置されているのかもしれないけれど)全くもってそれっぽい情報にたどり着けないもの(笑)

 

いや、笑えない

市町村のホームページは見づらいものが実に多い

ここ数年でいくつもの市町村が公式サイトをリニューアルした様子で、きれいなものがずいぶんと増えてきています

けれど、使いやすさを考えた時に合格点となるものはいくつあるでしょう

 

市町村の公式サイトを訪れる方は次の3つに大別されると考えられます

①地元の人

地域の人が、その地域で生活するための情報として、健康、安全、子育て、介護などの行政のサービスについての説明や、必要な手続きができるというもの。

行政がどのような事業を行っているのか、行おうとしているのかについての情報開示。

また、入札や調達の告示(これは一部市町村外向けであるとも考えられますが)

②観光を目的とする人

地域への観光を目的とするための人で、必要な情報としては、観光地、宿泊、飲食、交通、土産物などでしょうが、公平さを問われる自治体のサイト上では制限もあり、うまく表現できてないところが多いですね。

かわりに観光協会への外部リンクで対応しているところもありますが、似たようなもんです(笑)

ちょっと思いますけど、観光と似た意味で

地域の人にももっと地域を知ってもらうコンテンツ

を用意したほうが良いんじゃないかと思います

③移住を考えている人

空き家バンクはどちらかというとこの人たち対象。一部地域の人も利用するのかもしれませんが、地域の人はどちらかというと口コミで家をさがすことのほうが多いでしょ。

この移住者のためのコンテンツが実にお粗末

ま、移住してもらいたいと思ってない市町村ならいいのですが、ほとんどはそうではないでしょ。

それなのに移住情報が無かったり、なぜだか観光情報の中に隠れていたりと、移住者のことを考えている市町村サイトは179のうち20もあるでしょうか?

 

このあたりのことを考えて作られているサイトが少なすぎることに愕然

 

と、ちょっと話がそれかけましたが、空き家バンクとしては、179のうちあるのは57

そのうち、ちょっとワクワクするのは、わずかに2つ

まあ良いでしょうといえるのは19 トホホ

どこがどうかということは長くなるので、いなかチャンネルに書いといたのを見といてください

 

今、ヨソワカたちは田舎への移住に注目し始めています

これはこの十年間で加速度的に増加しています

国の政策やメディアの影響もあり、もちろん人口減少もあり

 

ここから先の数年間で、ヨソワカが田舎を選ぶピークが間違いなく来ます

 

その時の最大のファクターは仕事と住まいです

市町村は今スグに準備を始めるべきだと思うのですが

 

おっと、書き忘れてました

市町村のトップページから空き家バンクに辿り着くまでのクリック数は

1回:5件

2回:27件

3回:17件

4回以上:8件

でした