田舎の仕事を創ろじゃないか!

過疎地が抱える大きな問題。それは仕事が無いということ。

>>>当たり前の話である。仕事があれば過疎になど、なっていないのであるから。

しかし、そんなとんちの様な話をしている状況ではない。

皆さんが感じているように、それはなんとしても解決していかなければならない大きな問題だ(いや、課題だ!)。

過疎地の仕事不足の問題は我々が行っている山村留学にも暗い影を落としている。

現在、山村留学には3つの形式がある。

  1. 里親留学(地域の里親となる家庭に子供だけを預けるもの)
  2. センター留学(地域のセンターなどに子供だけを預けるもの)
  3. 親子留学(家族毎移住するもの)

里親留学は、高齢化が進むことにより、里親のなり手が不足しており、少なくなってきている。また、センター留学は、町村財政の悪化により、運営資金の確保が困難になってきている。

そのため近年は親子留学が増えつつあるのだが、それも親御さんの仕事がないという理由で最後の一歩を踏み出せない家族が少なくない。

当町でも制度を始めた当初は地域の人たちは『こんな田舎に誰も来ないよ』と思っていた。

最初の1組目が留学してきたときに『こんな田舎に来るなんて変わったヤツだ。次は無いだろう』と思っていた(イヤ、言われた。実は私がその1組目だ)。

2組目が来た。3組目が来た。4組目が…

留学してきた人たちはみんな同じ事を言った。『こんなにいいとこ』って。

地域の人たちはやっと自分たちの生まれ育った当たり前の風景が都市部の人たちにとって魅力的な物であることに気づき始めた。

そして、1組目が言ったとおり、時代は田舎に向かっており、山村留学の問い合わせ、視察はどんどん増え続ける。

しかし、仕事は無い。むしろ減少している。

これまで、多くの町村は団塊世代の誘致や、企業の誘致には割と積極的に取り組んでいる。理由は仕事のことを心配しなくて良いからだ。

団塊世代はある程度の蓄えを持っているので、何かしらの仕事があれば生活には困らない。というよりも、仕事をしない人も少なくないかもしれない。

そして、企業誘致ができれば、もちろん仕事の問題は気にする必要もない。

しかし、企業誘致も思うようには捗らないし、果たして企業が過疎地に入ってくること自体、良いことなのだろうかという疑問もある。

本当は小中学校に通う年頃の子供を持つ親たちが入ってくることが一番望ましいのだが、仕事の問題が大きいので、町村はそこに取り組もうとはしない。

であれば、よそ者が中心となり、よそ者同士の横のつながりで仕事を創ってしまえと思う。

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